前回も書きましたが、
売上=客数×客単価
です。
ということは、売上を上げるには
客数を増やす
客単価を上げる
しかないということになります。
客単価とは今のお店でいえば
食堂業態→750~850円 居酒屋業態→2300円くらいかと思います。
食堂業態ではご来店されたお客様は基本的に1品しか頼みません。
沖縄そば¥750のお客様が1人しかこなければ客単価は¥750です。(¥750÷1人=¥750)
沖縄そば¥750×10人 Aランチ¥1100×5人だとすると
①沖縄そば¥750×10人=¥7500+Aランチ¥1100×5人=¥5500
②¥7500+¥5500=¥13000
③¥13000÷15人(客数)=¥866(客単価)
となります。
この場合
売上→¥13000 客数→15人 客単価¥866です。
これが客単価¥1000だとすると(商品が全部¥1000だったら可能)
¥1000×15人=¥15000(売上)
となります。
食堂業態(レストラン等も含む)では1人で5品も10品も頼むわけではありません。
なので、商品の売価がダイレクトに客単価につながり、売上につながることになります。
沖縄そば1万円で15名様→売上15万円です。最高です。
とはいえ、沖縄そば1万円で食べる人いるでしょうか? 今現在の社会情勢で言えばいないですよね。
ここが非常に難しいところです。 かといってできないことでもないです。
お店の内装・雰囲気・サービス・食材・品質・調理法などで価値を高めるだけ高めればできるかもしれません。
1万円は言い過ぎかもしれませんが、品質を向上させ、10円でも20円でも商品価格を上げることが食堂業態の場合ものすごく重要になります。それがダイレクトに売上につながるからです。
今日のまとめ
食堂業態(食事業態)は基本一人一品しかご注文されない。
商品の価値を高めて客単価を上げる努力を行う。
次回は居酒屋業態の客単価について書いていきます。